学校による生徒の違い

個人指導型の塾で働いて数カ月。春の入塾シーズンで思ったほど生徒が集まらなかったようで、教室長は塾のチラシをポスティングしたり、朝の登校時間にあわせて学校の前で生徒にチラシを配っていました。

教室長から「この日とこの日、学校前でチラシ配り行ってきて」「来週このチラシをポスティングしてきて」と何回かチラシ配りやポスティングを頼まれたのでやりました。ポスティングは教室長が指定したエリア内にある一戸建てやマンションのポストにチラシを入れていきます。これは自分のペースでできるので個人的には好きな仕事でした。

チラシ配りは最初と2回目は教室長と一緒にやりました。伊丹市内の高校の前でチラシを配るよう指示され、朝の7時40分くらいに校門前に行くために、自宅を7時過ぎに出ていました。
伊丹市内の高校は伊丹北高校、県立伊丹高校、市立伊丹高校、伊丹西高校があり、順番に偏差値が高いです。学校前でチラシを配っていて面白いなと思ったのが、伊丹市内で一番偏差値の高い伊丹北高校の生徒は始業ベルが鳴る20分前までにほとんどの生徒が登校します。次に偏差値の高い県立伊丹高校の生徒は10分前にほとんどの生徒が登校。市立伊丹高校は大体が時間までに登校しますが、ギリギリに登校している生徒が数名いました。伊丹西高校は始業ベルが鳴っている中を猛スピードで校門に入る生徒がいて、先生が「遅いぞ!急げ!」とせかす風景を見て、教室長が「先生も大変だ」と言っていたのを今でも覚えています。朝の登校風景で高校のレベルがよく分かったのが面白かったです。