伝える大切さ~社会人勉強中~

社会人2年生になった。日々に追われながらもなんとかやっている。

相変わらずやりたいことも好きなこともわからないのだが、今やっていることはどうも嫌いではないようだ。
ぼんやりとだが、いずれフリーランスのような自分で事業を立ち上げられるようなことができるようになりたいと考えるようになった。

会社にしがみつかないといけないようではこれから何が起こるかわからない。
会社を絶対に辞めたいというわけではないが、「辞めてください」と万が一言われても、次を探せるスキルがあったり、自分で何か立ち上げるような力を蓄えていくのが今の重要なことなのかと思う。

とはいえ仕事には毎日追われていて色々と考える余裕もない。
社会人というのはバイトと違いこんなにもいろんなことをこなしているのかと思う日々だ。
おかげで家に帰ると何もする気が起きない。
いずれ一人暮らしもしたいと思うのだが、こんな状態では家事的なことはいっさい手に付かないだろうと思う。

働く上で、仕事とは人に伝えることが大切なのだと気づいたことがあった。
人との交流の上で何かを作り上げるということは相手があってのことである。
プレゼンするにも、Webページを作るにしても、資料を作るにしても、伝える相手がいることが前提だ。
最初は、自分がわかりやすいものを作って伝えればいいのかと思って一生懸命にやっていた。
当たり前だが全然うまくいかず、とある先輩に言われたのだ「これは誰に向けて作っているものなの?誰にわかってほしいと思っているの?」と。
「え?自分がわかりやすいようにです」と答えてから、ハッと我に帰った。
そうか、自分に向けて自分のことをわかってもらおうとしていたのか、と思い恥ずかしくなって急いで作り直したのだった。
作り直した資料は「荒削りだけどいいんじゃない」と先輩にもわかってもらえた。
会社にいて人と何かを作り上げるということは、相手の人となりやその人の立場や考え方を理解した上で、伝わりやすい言葉や内容で説明する必要があるのだ。そういえば塾で教えてた時も、その子の好きなジャンルやわかりやすいジャンルに話を持っていって伝え方を工夫していたなと思い出した。会社以外でも通じることなんだろう。

良好な交友関係は組織において重要なのだ。
人間関係がギスギスしてたら今回のこともヒントをもらえなかったかもしれないからだ。
仕事というは作業のことを呼ぶのだと思っていたのだが、どうもそれだけではないようだ。。
上司の機嫌を伺うというのは言葉が悪いが、一緒に仕事をする人たちとスムーズに仕事を進めることは重要だ。

社会人として働いていることそのものも大切なことなのかもしれない。
今後、もしフリーランスになったとしてもその経験が生きてくるような気がする。
今は一つひとつ積み上げていく時期なのだろう。